【電動自転車購入レビュー】アシスタユニ24を買いました!

2017年8月14日レビュー, 電動アシスト自転車くらべてみた, レビュー, 口コミ, 電動自転車試乗レポ

ブリヂストンの電動アシスト自転車【アシスタユニ24】の購入レビュー・口コミ♪
20と24の違い、アシスタユニプレミアとの違いを比較しながら、使ってみた感想を載せています。※長いですw

無性に電動自転車が欲しくなってから3週間弱。
実際に自転車屋さんで沢山試乗させて頂いた末、このアシスタユニ24を購入に至りました!

買ったは良いのですが、最初にひとつ、お伝えしないといけないことがあります…

ハイディツー、ビッケグリ、ギュットステージなどママ向けの子供乗せ電動自転車を色々比較してきましたが、アシスタユニは子供を乗せられません。

正確に言うと、カスタムして乗せることは出来るけどメーカー側は推奨していません。
実際にカスタムして前後にチャイルドシートを付けている例はあります。
自転車屋さんで聞いても「出来るは出来る」と言っていましたが、あくまで自己責任なわけで「出来るけどうちもメーカーも責任は取れないよ」って感じでした。
何かあってからじゃどうにも出来ないので、わたしもアシスタユニにチャイルドシートを付けるのはおすすめしません。

それから自分の環境を改めて考え、子供乗せの必要性は高くないことからアシスタユニ購入に至りました。
アシスタユニシリーズの比較とともに、購入後の感想を書いていきたいと思います!

比較を飛ばして読む

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【ブリヂストン ASSISTA UNI 24(アシスタユニ24)】

アシスタユニ24

“軽量でコンパクト。シンプルでシェアしやすいデザイン。”

◆基本スペック◆
・タイヤサイズ:24インチ
・バッテリー:12.3Ah
・重量:22.4kg
・全長:1750mm
・全幅:570mm
・適正身長:130cm~
・標準販売価格:108,800円(税抜)

※2017年モデル

アシスタユニシリーズにはインチ違いバージョンや機能の異なるプレミアラインがあり、

・アシスタユニ×20インチ
・アシスタユニ×24インチ
・アシスタユニプレミア×20インチ
・アシスタユニプレミア×24インチ

の計4種類があります。
それでは、種類ごとの違いをチェックしていきたいと思います!

***

アシスタユニ20とアシスタユニ24の違い

フレームの形

アシスタユニシリーズにはタイヤサイズが20インチのものと24インチのものがありますが、タイヤサイズだけでなくフレームの形が大きく異なります。
アシスタユニ20とアシスタユニ24の違い
またぐ部分が20インチはU字型、24インチは直線になっています。

性能に違いはほとんどないので、形・サイズ感の好みですね。
価格は24が1000円ほど高いです。

アシスタユニとアシスタユニプレミアの違い

アシスタユニには通常のラインとは別にプレミアと名の付くものがあります。

操作部分を簡略化

アシスタユニとアシスタユニプレミアの違い
アシスタユニはもともとシニア世代を含む幅広い年代でシェアできるように設計されたモデルだったそうで、プレミアでは当初の「シニア世代にも」という狙いがより細部にも現れており、操作部分が下記のように必要最低限の機能のみに簡略化されています。

・アシストの強さは「強」「弱」の2段階
・ディスプレイ画面を大きめに
・数値表示はバッテリー残量のみ

細部の設計もより幅広い層向けに

・ハンドルがアシスタユニはフラット、プレミアはカーブがかかっている
・スタンド部分がアシスタユニは片側のみの一本足タイプ、プレミアはママチャリによくあるような両脚タイプ
・プレミアは最初から前カゴ、後ろの荷台が付いている

このあたりが違うところです。
価格はプレミアが5000円ほど高いので、自分にとって必要な部分・不必要な部分をよく考えて購入することをおすすめします。

最新の2017年モデルで変わったところ

さらに上記の4種類の2017年モデルが新たに発売されました。

バッテリー容量が8.7Ah→12.3Ahにアップ!

大きな違いはバッテリー容量が大幅にアップした点。
といっても12.3Ahは今じゃ普通に感じますが、8.7Ahが登場したのも3、4年ほど前とそんなに昔の話では無いそう。

今回型落ちの8.7Ahのものを購入したんですが、1日平均30分、ほぼ標準モードで走って1週間は持ちました。
たまたま片道40分ほどの場所に行く日があったので結構消耗しましたが、普段はもっと減りは遅くなりそうです。

自転車屋さんに聞いたところ、充電の目安はバッテリー残量が20%を切ってから。
早くても20%、バッテリー切れ寸前ならなお良し、とのこと。

カラーバリエーションの変更

それぞれの種類でカラー展開が異なる上に、2017年モデルで新たに追加された色・無くなった色があります。
色にこだわりたい方は公式サイトでチェックしてくださいな。

価格は2017年モデルは各種類とも3000円ほど上がっています。

ひと漕ぎで進む距離、実はアシスタユニ20が一番長い

よく20インチくらいの小径自転車ってシャカシャカ一生懸命漕いでもなかなか進まない…って言いますよね。
実際今までは20インチの自転車を使っていたので痛いほど感じていました。
ですがこれは昔の話で、最近はギア比を調整しているので20インチでもひと漕ぎで26インチ相当の距離を進むものが増えているそう。
アシスタユニで比べてみると、

アシスタユニ20 … 4.0m
アシスタユニ24 … 3.9m
アシスタユニプレミア20 … 3.6m
アシスタユニプレミア24 … 3.9m

となっています。
わずかな差ですが小径のアシスタユニ20が一番進みますね。
(※2016年モデル/ギア2速時で比較)

アシスタユニ24の良かった点

走行中の安定感◎

アシスタユニ24 ブロックタイヤ
アシスタユニのタイヤは24×1.75サイズのキューブブロックタイヤ。
このタイプのタイヤ、マウンテンバイクなんかでよく見ますよね。
ブロックタイヤの優れた点は安定感があり段差の衝撃を緩和してくれること。
このタイヤのおかげで走行中も徐行時もふらつかずに走ることができます。
普段運動不足で体幹がしっかりしてないからか、特に違いが大きく感じられた点です。
段差の衝撃については…あまり緩和されてる感じはしませんでしたが、これはサドルを変えることでだいぶ変わったので後で記載しますね。
また、安定感のあるブロックタイヤですが街乗り向けのアシスタユニには向かない点もあるので、それものちほど紹介していきたいと思います。

急な坂道でもしっかりアシスト

坂道でもしっかりアシストしてくれています。
近所に結構な傾斜の坂(アシスト無しだと途中で諦めて降りてしまう人もよくいる)があるんですが、そこでもスイスイ進めました。
最初の頃はそれが嬉しくてニヤニヤしながら走ってましたねー我ながらキモかった…
坂の途中でアシストが弱いと感じることがあるので、そういう時は一度ペダルを漕ぐのをやめてからまた漕ぎ出すと強くアシストしてくれます。
アシストは標準モード+ギアは真ん中の2で走行してます。ご参考に。

続いて漕ぎ出し時のアシストについて。
漕ぎ出し時のアシスト力はメーカー(モーター?)によって異なり、ヤマハ・ブリヂストン製はペダルを踏む強さによってアシスト力が変わるとか、パナソニック製は漕ぎ出しのパワーが強い、いやナチュラルだとか色々な意見があります。
アシスタユニ24(ブリヂストン製)に限って言うと、漕ぎ出し時のアシスト感はナチュラルに感じる時もあれば、グンっとしっかりアシストしてくれていると感じる時もあります。
ペダルを踏みこむ力に加えてその時の道の傾斜なども関係しているかもしれません。

また、漕ぐのをやめるとすぐ止まってしまうなんてなことはないです。
特に前に使っていた小径アシスト無し自転車に比べると、え、まだ漕がなくていいの?ってくらい走り続けてくれて感動。
とにかく楽!の一言に尽きます。

シェアしやすいシンプル設計

若い人からシニア世代まで乗りやすいシンプルでスタイリッシュなデザインもアシスタユニの魅力。
わたしはびっくりするくらい体が硬いので、またぐ所が床とほぼ並行で後ろからまたがないと乗れない形のはNG。
見た目的にもカッコいいものが好きだけどスポーティーすぎるなのは苦手なので、デザインでぴったりハマったのがアシスタユニ24でした。
このロゴもカッコいいんですよねぇ。

アシスタユニ24

ちなみに60代の女性でこの自転車に乗っている人もいます。
電動自転車を買った時に重視した点を聞くと「重さ」との答え。
確かに、重量20kgはありますがそれでも電動自転車の中ではだいぶ軽い部類です。
個人の感覚では、駐輪場の上段は頑張れば入れられる!といった感じ。

アシスタユニ24の気になった点

スポーティーサドルの合う・合わない

アシスタユニのサドルはこのようなスポーティータイプ。

アシスタユニ24 サドル

これがわたしには合わなくて、10分くらいなら大丈夫だけどそれ以上乗っているとちょっと痛い…
実は買う時から、サドルはしばらく乗ってみて乗りづらかったら交換しようと思っていました。

というわけでせっかくのカッコいいサドルだったんですが、買って1週間で交換してきました!

見た目も重要だけど乗り心地はもっと重要。
メーカー関係なく一番自分の体形にフィットして座り心地が良かったサドルにしました。
サドル変えて良かったのが、座り心地だけじゃなくて衝撃も和らぐようになったこと!
このバネが入っていることで、衝撃が体に伝わりにくくなるそう。

ブロックタイヤは未舗装路向け

未舗装路向けのブロックタイヤを採用しているので、舗装路を走る時に振動が伝わりやすいです。
基本車道を走るので常に気になるような点ではありません。


こんなタイル状の道を走る時はちょっと、ガガガガガ…っと響きます。

フラットハンドルは前傾姿勢になる

アシスタユニ24はハンドルが横にまっすぐなフラットタイプなので、やや前かがみの姿勢になります。
今は慣れましたが、カーブタイプからの乗り換えだったので最初は違和感がありました。

***

電動自転車はネット購入or実店舗購入?

決して安い買い物ではない電動自転車。
なるべく安く済ませたい!という方はネット購入がおすすめ。
近くに店舗があればネット購入→実店舗受け取りが可能なお店もあります。

実店舗購入は価格では負けますが、メンテナンスやアフターサービスの面で安心です。
先日サドルのことを購入店舗に相談した時にはだいぶ良心的な価格で交換してもらえました。

納得いくまで調べたり実際に試したりした上で、自分の生活スタイルや考え方に合った車種・買い方を選んでくださいね。

総評

高機能ではないけど十分な機能性があります。
デザイン・設計が幅広い層向けに作られていて、親子でもシェアして使えるような”ちょうど良さ”が魅力の電動自転車です!

デザイン  ★★★★★
スペック  ★★★☆☆
乗り心地  ★★★☆☆(サドル変えたら★4つ)

※★の数は完全に主観です。

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